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2021.01.08.Fri

SEKAI HOTELルームツアー 〜N6〜

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地域のありのままの日常を体験するのってもしかしたら、どんな観光地のアトラクションよりも面白いのかも。

SEKAI HOTELは地域に点在している客室で地域に溶け込んだように滞在しながら

地域のお店でお買い物したり、美味しいご飯を食べたり、ちょっと熱い銭湯に我慢して肩まで浸かってみたり

その土地のありのままの飾らない日常“ORDINARY”が堪能できるホテルです。

自分の“日常”との違いを見つけてみたり

知らない土地なはずなのに、どこか感じる懐かしさを見つけてみたり

新しい旅の選択肢として“ORDINARY”を体験してみませんか?

SEKAI HOTELの客室は空き家をリノベーションしているからこそ、客室の一つ一つに違ったストーリーがある。

もともとの建物を活かした客室デザインは、随所にデザイナーのこだわりが隠れています。

今回は、布施の憩いの場・三ノ瀬公園近くにあるファミリーステイや友達との旅行におすすめなN6という客室をご案内します。

How to Stay at N6

布施の商店街を南に抜けて、少し歩いたところに今回ご案内する客室・N6があります。

元呉服店店舗兼住居だった建物を丸ごと一棟リノベーション。

エントランスには錆びた波板と木パレットが使用されており、まるで町工場の倉庫の様な空間です。

足元にある黄色のサインに導かれ、建物の元の雰囲気が残る階段を上り、ドアを開けると、そこはスタイリッシュながらも木の温もりがマッチする最大6名までご宿泊可能な客室。

広々としており、段差も少ないので小さなお子さんも安心してステイできます。

ミニキッチンとバス付き浴室も付いているので、家族で、そして友達同士でゆったりとお過ごしください。

一番奥にある窓のカーテンを開けると、三ノ瀬公園とレトロでかわいい公民館が見渡せ、春は桜でピンクに染まった景色が楽しめるんです。

窓から見える景色で布施の人だけが知っている日常を楽しんでみてはいかがでしょうか?

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この客室は季節や時間帯によって、表情が変わるというのも楽しみの一つ。

春は三ノ瀬公園の桜が、夏は桜の木に青々と茂る緑が、秋には金木犀の香りが、冬は寒さに負けない三ノ瀬公園で遊ぶ子供たちの声がSEKAI HOTEL Fuseでの滞在を彩ります。

また朝は大きな窓から朝日が射しこみ、夕暮れにかけて階段を夕陽が照らし、夜のエントランスはシックな雰囲気がたまりません。一日中いても飽きないのが、N6の魅力の一つでもあります。

Design Concept

このN6、工場から“材料が運ばれる”“加工される”“人々の手に渡る”のストーリーを客室デザインで表現されています。

客室のデザインを通じて、布施という地域とお客さんの間に繋がりを作りたいというデザイナーの想いが込められています。

エントランスはモノが搬入される工場の倉庫をイメージ。錆びた波板と木のパレットを使用することで渋い雰囲気に仕上がっています。黄色のアクセントがオシャレな足元のサインも◎。

客室内のキッチンにある新品の波板や無垢材のテーブルは、あえて加工前の素材を使うことで、加工される前の素材そのものを表現。無骨ながらもスタイリッシュな印象に仕上がっています。

そしてベッドスペース側は「ものが完成したイメージ」。東大阪の町工場製アイアンの照明やスクエア型の木材で施されたベッドスペースは、人の手が加えられた温もりを感じます。

布施が位置する東大阪市は明治時代からものづくりで栄えたまち。

客室のある建物や、客室そのもののデザイン、使用している家具、そしてそれらを含めたデザイン全てから布施がたどってきた歴史を感じて欲しいというデザイナーの強いこだわりが隠されているSEKAI HOTELの客室 N6。

ぜひそんな想いを体感してみませんか?