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布施【よしひろ】お好み焼き屋さんで世界の料理!?
今回はSEKAI HOTEL Fuseフロントから約徒歩4分の鉄板焼き店“よしひろ”をご紹介。
1948年から70年以上続く老舗店の3代目店主に取材しました。
「鉄板焼き」なのに…?
お店を探して歩き進めていると、暖簾に鉄板焼き“よしひろ”の文字を発見!
布施駅から程近く、高架下にある飲食店街・あじろーど内にあります。
あれ?
隣のショーケースに目を向けると、暖簾には「お好み焼き」と書いてあるはずなのに、フランス料理のガレットやドイツのフランクフルトが並んでいます。
不思議に思いつつ中へ入ると、店内は広く48席!
鉄板焼き屋さんのザ・日本のイメージとは違い、アメリカンな音楽が流れ、カントリーチックな内装です。
そんな雰囲気の中、テーブルに付いている呼び出しベルがコテについているのはお好み焼き屋さんっぽいですね(笑)。
お客さんは一人で来られるおばあちゃんや、休憩中のサラリーマン、地元の若者など様々。
やっぱり大阪のソウルフード“お好み焼き”は老若男女が大好きな味です!
多種多様なメニュー
早速注文をしようとメニューを見てみると、定番のお好み焼きからカレーセットまであって、どんな気分の時に行ってもきっと食べたいものが見つかります。
大阪らしい「お好み焼き定食」も見逃せません!
今回は悩みに悩み、イカ・エビ・豚が入った“ミックス焼”とショーケースにもあった“生ハムとチーズのサラダ仕立てガレット”の2種類のお好み焼きを注文しました!
お好み焼きのこだわりを知るために特別に目の前で焼きながらお話しをお聞きすることに。
“よしひろ”さんのお好み焼きはお腹が重たくならないように、粉が少ないそう。
このおかげで、具の味が際立っています!
アメリカンな雰囲気の訳とは?
お好み焼きを焼いている間に店内を眺めていると、表彰状が飾られている並びに何やら英語のものがありました。
店主の吾郎さんは、19歳で渡米し料理学校を卒業後、アメリカでシェフとして働いていたそうです。
これは、その時の修了証書。
世界の料理に触れてきたから、お好み焼きに限らず世界各国の料理が提供できるんですね!
そして、海外での9年間の生活で目の当たりにした様々な経験から“Who am I ?”と思うようになり、吾郎さんが出した答えは「日本で家業を継ぐこと」。
「自分が海外に行っていなければ、継いでいなかったかもしれない」と語っていました。
鉄板焼きの醍醐味
表面がこんがりと焼きあがったら、よしひろのオリジナルソースをかけて…
最後に鰹節をかけて完成!
鰹節が踊っている様子が見られるのも鉄板焼きの醍醐味です。
ソースの甘辛い香りと、熱々の鉄板の上でジュージュー焼ける音に五感を刺激されます!
よしひろでは本場・大阪でも珍しくオリジナルでお好み焼きソースを作っています。十数種類のスパイスをブレンドしたソースの香りは格別。辛口と甘口があるので、好みに合わせて選んでくださいね。
マヨネーズをかけたい方は、マヨネーズorからしマヨネーズから選べますよ!
小さなコテを使って、いただきます!
格子状に切って食べるのが、本場・大阪流です。
お好み焼きだけでも21種類あるので、いろんな味が楽しめますよ!
ミックス焼はカリカリの豚とぷりぷりのエビが最高! 重たくないので、小食な方でもペロリと食べられちゃいます。
ガレットもチーズはとろとろ、生地は鉄板で焼かれているため少しサクッとした食感。サラダ仕立てなのであっさり食べられました。
おまけ
お好み焼きを食べた後にどうしても気になるレトロな占いを発見しました。
100円を入れてレバーを回すと占いが入った小さいカプセルがでてきます。
占いがどんな内容なのかは引いてみてからのお楽しみです!