その地域に行けば食べておきたいグルメがありますよね。
お好み焼きは大阪の定番グルメの1つ。
今や大阪の名物となったお好み焼きですが、普及し始めたのは戦後のことなのです。
そんなお好み焼き黎明期に布施で創業した「よしひろ」のお好み焼きとは?
75年にわたって受け継がれるお好み焼き
ランチ、ディナーともに地元の人で大賑わいのよしひろ。
創業から受け継がれてきたお好み焼きは、昔ながらの大阪の味を大切にしているそう。
厨房で作られたふわふわのお好み焼きは、各テーブルで仕上げてもらえます。
ソースの甘口・辛口、マヨネーズの有無などを伝え、最後にかつお節、青のりを振りかけて完成!
熱々の鉄板で焼けるソースやマヨネーズの香りと音をテーブルで楽しめるのもいいですよね。
手作りのオリジナルソース
仕上げにかけるソースは、大阪のお好み焼き屋でも珍しい、よしひろで一から手作りされたソースなんです。
ただ美味しいソースを作るのではなく、よしひろのお好み焼きと焼きそばに合うかを考えて作られたこだわりのソースは、「ソースを販売して欲しい!」という声をもらうほど。
甘口のソースは、19種類のハーブ&スパイス、カカオ、アプリコットが使われており、フルーティーな味わい。
辛口ソースは、21種類のスパイス、ハバネロ、オレンジ、カカオ、赤ワインが使われており、甘さ控えめの奥深い味わいに。
好みに合わせて仕上げてもらいましょう。
世界の料理がよしひろで?
ショーケースやメニューに目を向けると、フランス料理のガレットやドイツのフランクフルトが。
実は、3代目店主の吾郎さんはアメリカでシェフとして働いていた経歴があるのです。
9年間海外で過ごし、家業を継ぐことを選んだ吾郎さん。
そんな世界の料理に触れてきた吾郎さんが店主だからこそ、よしひろでは大阪の粉もんだけでなく、ガレットやチーズフォンデュ、インドネシアのミーゴレンなど、世界各国の料理が味わえるんですね。
さまざまな料理は、地元民に愛されている証
代々受け継がれたお好み焼きに、時代とともに作られた創作料理。
紹介したお好み焼きや世界の料理だけでなく、サイコロステーキなどの鉄板焼メニューからカレーセットまであるので、どんな気分の時に行ってもきっと食べたいものが見つかるはず。
こうした数多くのメニューが今なお提供されているのも、地元のたくさんの人に支持されているからこそ。
ぜひ、よしひろに行かれる際は、長年愛されてきた大阪のお好み焼きと、時代にあわせて作られた様々な料理を楽しんでみてくださいね。