大阪のローカルグルメといえば、たこ焼き!日本人なら誰でも知っています。
でも、たこせんは知らない人も多いのでは。
大阪の食べ歩きフードといえばの代名詞「たこせん」に迫ります。
布施でたこせんを食べたいなら、「宮良たこやき本舗」へ
大阪・布施の商店街を歩くと、あちこちから美味しい匂いの誘惑が。
小腹が減ってきたそんなタイミングにぜひ立ち寄っていただきたいのが、「宮良たこやき本舗」です。
夕飯前の小腹を満たしたい時に、「たこべい(¥200)」はいかがですか?
たこ焼き2つをえび風味のせんべいに挟み、たこ焼きソースと揚げ玉をトッピング。
えびせんべいのパリっとした食感に、トロッとしたたこ焼きがたまりません!
たこ焼き2つ分なので、ちょっとしたおやつにピッタリです。
さらにトッピングを加えた「たこたまチーズ(¥300)」は、卵とたっぷりのチーズと一緒にいただきます!美味しくないわけがありませんね。
ところで、大阪府民のおやつ「たこせん」って知ってる?
「たこせん!」と聞くと何を思い浮かべるでしょうか?
たこ丸々1匹をプレスした「たこの煎餅」をイメージしたのではないでしょうか?
しかし、大阪府民が思い浮かべるものは違います。
大阪でたこせんといえば、たこ焼きをえびせんで挟み、ソースや揚げ玉をトッピングしたもの。(そう。宮良たこやき本舗の「たこべい」もたこせんの1種です。)
駄菓子感覚で食べられる、地元の夏祭りの出店では定番のB級グルメです。
大阪・たこせんの歴史は、学習塾が注目されるようになった昭和40年代に遡ります。
塾帰りの子供がたこ焼きのトレーをきちんと捨てず、ゴミが増えることが問題となったところ、岸和田市にあるお好み焼き屋がトレーの代わりにえびせんに挟んだことがことの始まりと言われています。
今でも小腹が空いた時にちょうどいいおやつとして今でも大人気。
カリットロ〜!出汁香るたこ焼き
さて、話を「宮良たこやき本舗」に戻しましょう。
えびせんべいに挟んでも、存在感のある「宮良たこやき本舗」のたこ焼きは、表面はカリッ、中はトロ〜と焼き上げます。
テイクアウト専門店であるため、持ち帰る際水蒸気でカリっとした食感を保つことが難しい。その分、出汁がたっぷり入った生地を使用したたこ焼きとなっています。
水分量の多い生地は綺麗に焼き上げにくいのですが、そこはやはりプロの技!鉄板の上にはコロコロ可愛らしいたこ焼きが並んでいます。
せっかくなら、受け取ってそのまま、焼きたてをハフハフしながら食べてください。カリットロ〜の食感は焼きたてだけの贅沢な瞬間です。
定番はもう飽きた。岩塩で素材の味を引き立てて。
たこ焼きといえば、定番のソースも美味しいのですが。宮良たこやきではだしの風味を味わえるためにも「塩・マヨネーズ」がおすすめです。
中でも、日替わりソースとして提供されている「岩塩」は、また一段と風味が際立ちます。
普段はランダムに提供される日替わりソースですが、こっそりスタッフさんに用意があるか聞いてみてください。メニューには提示されていなくても、提供いただけることもあります!
SEKAI HOTEL Fuseだけの特権です!(笑)
変わり種メニューで広がるたこ焼きの可能性
岩塩の他にも、宮良たこやき本舗では、日替わりのソースをはじめさまざまなたこ焼きの食べ方を提案しています。
たこ焼きをふわふわの卵でくるんだオムタコも、他では食べられないメニューです。
トラックの運転手などさまざまな経歴をもつ店主だからこその挑戦的な「宮良たこやき本舗」にて、たこ焼きの知られざる楽しみ方をぜひご堪能ください。