地域の人から長く愛されるお店。
そんな老舗のお店は日本各地にたくさんありますが、創業100年以上のパン屋さんとなると珍しいのではないでしょうか?
布施の地で地域の人に愛され続け、創業100年を迎えた「金太郎パン」を紹介します。
地元の人で賑わう人気店
店内をすれ違うのが大変なこともあるほど賑わう金太郎パン。
数えきれないほどのパンが店内にはあふれていますが、こんなにもパンの種類が豊富なのは、家族が紡いできた100年の歴史の証。
お店が閉まるころには多くのパンが売り切れになるほど、毎日たくさんの人が金太郎パンを訪れるのです。
自家製あんこのあんぱん
たくさんの種類の中からおすすめを選ぶのが難しいですが、まず挙げるとしたらあんぱんです!
ほどよい甘さでしっとりとしたあんこは、金太郎パン自家製の毎日炊いているあんこ。
砂糖と小豆、1:1の比率で炊き上げ、最後には季節や気候によって微調整をされるんだとか。
あんぱん以外にも、アンフライ、塩あんバターパン、あん食パン、メロンあんぱんなど、自家製あんこを使ったパンが盛りだくさん。
これらのパンももちろんおいしいのですが、まずは、シンプルにあんこを味わえるあんぱんがおすすめです。
テレビ、雑誌でも紹介されるブリオッシュ
創業当初からあるブリオッシュは、日本にブリオッシュが伝わっていない時に模倣して作ったのだそう。
バターをたっぷり使っていて、表面はさっくり、中はしっとり。
優しい甘さのシンプルな味ですが、ずっと飽きずに食べることのできる人気商品です。
温めるとよりバターの風味が香るので、レンジやトースターで温めて食べるのがおすすめです!
“金太郎パン”の名前の由来は?
金太郎パンの創業当時は食料供給が良くない時代。
「布施のまちの子どもたちが、金太郎のように元気が出るようにパンを食べてもらいたい」という思いで、現店主・今崎さんの祖母が“金太郎パン”と名付けたそうです。
その想いは今でも受け継がれ、美味しいパンと明るいスタッフさんが「金太郎のように元気に」出迎えてくれます。
金太郎を探そう!
“金太郎パン”という店名の通り、お店には金太郎がたくさん!
店内のポップやパッケージにはもちろん、さらには持ち帰り用の袋にまで、いろんな金太郎が散りばめられています。
お店の外観にもいる金太郎。お店を訪れた際には、金太郎が外観にどれだけいるかも数えてみてくださいね!
SEKAI HOTELが金太郎パンのイートインスペースに
店内に飲食スペースのない金太郎パンと、金太郎パンを手軽に焼き上がりに近い状態で食べていただきたいSEKAI HOTEL。
そんな両者が話し合い、
「金太郎パンを購入したすべてのお客様が、SEKAI HOTELのカフェでワンドリンク注文でイートイン可能」
というコラボが実現しました。
SEKAI HOTELのカフェにはオープンがありますので、出来立てのようなアツアツの状態で食べていただけます。
布施で食べるもよし、次の日のパンとして買って帰るもよし。
ぜひ、100年紡がれてきた金太郎パンの味を味わいに行ってみてくださいね!