布施商店街は、全長1.8kmに今でも200店舗ほどの商店が立ち並ぶ活気ある商店街。
昔懐かしい雰囲気の専門店でのウィンドーショッピングは普段のショッピングモールでのそれとは全く別物で、非日常をお楽しみいただけます。
そんな刺激的な時間の中でも、ふぅと一息つく時間が必要なものです。
布施でゆっくりと落ち着くなら、自然派の古民家カフェはいかがでしょうか。
住所 | 大阪府東大阪市足代1-1-13GoogleMap |
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電話番号 | 050-3637-0901 |
営業時間 | 9:00~17:00(金のみ/11:30~17:00) |
定休日 | 水曜日・木曜日 |
ここは布施?突然現れるお洒落カフェ
布施駅を出て、西へ徒歩3分。赤い鳥居が等間隔で並ぶ、趣のある浅草観音通りにぽつんと一軒の古民家カフェ。こちらが今回ご紹介する「bloom curry and coffee(以降、bloom)」です。
一見ご自宅のようですが、整えられた美しい木々の先には、談笑する女性客の姿が大きな窓越しに見えます。入口のOPENの看板を確認し、いざ入店。
全てグルテンフリー!米粉を使ったお菓子の数々
入って右手のショーケースには、毎朝焼き上がるケーキが常時4種類並びます。
目移りするほど魅力的なケーキは実は、全てグルテンフリー。店主のご実家がある、八尾市から取り寄せた米粉を100%使用しています。
米粉は、小麦粉と違いビタミンB1やビタミンEなども含み栄養価が高い。
一方、油の吸収率は低いため、カロリーが低いのが魅力です。
ダイエットで甘いものを控えている方、また小麦アレルギーをお持ちの方、肌荒れに悩む方も安心してお召し上がりいただけます。
米粉スイーツはパサパサして美味しくなさそうと思われる方も、ぜひ騙されたと思ってお召し上がりください。
試作を重ねたという店主自慢のスイーツは、米粉と言われなければわからないほどしっとり、ふわふわとした食感です。
スイーツと相性抜群のドリンクを取り揃えています
甘いケーキのお供にはドリップ珈琲はいかがでしょう。bloomでは全て注文を受けてからハンドドリップで、丁寧に珈琲をいれています。
珈琲豆も知り合いの焙煎所から買い付けた自慢の一品です。
また、bloomならではのオリジナルドリンクにも目移りしてしまいます。
シナモン・カルダモン・クローブ・唐辛子などのスパイスと、生姜を煮詰めた甘辛のシロップで作る、自家製ジンジャーエールはランチタイムのカレーとも相性抜群。
スパイスの香りと生姜と唐辛子の少しの辛みがスパイス好きにはたまりません。
Bloomのランチ営業についてはこちら。
カフェに魅せられた店主
bloomを1人で営むあすかさん。大学卒業後、新卒で飛び込んだアパレル業の勤務地は岐阜県。名古屋から派生した独自のカフェ文化が展開されていたと言います。
慣れない環境の中、唯一の癒しとなったのがカフェでの時間。
仕事終わりやお休みの日に、カフェに入り何をするでもなく過ごす時間で、自然と気持ちが切り替わっていたのだそう。
コロナ禍、かねてからの夢であったカフェ運営に向けて一念発起。会社をやめ、岐阜のカフェでの半年間の修行を経て、ご実家のある大阪にてbloomを始められました。
誰にとっても、居心地が良い場を
内見時、ここしかない!と即決したという物件。
大家さんと一緒に改装し、アンティークのインテリアを揃えた内装は、大阪下町にあるおしゃれな隠れ家と呼べる空間です。
なかでも、譲れなかったのはアイアン格子の大きな窓。外からの光がよく入り、開放感が心地よいのです。
また初めて訪れる方も中の様子が見えるため、緊張することなく入れると、何度もカフェを訪れた店主ならではの配慮です。
お一人での運営となるため、街中のコーヒーチェーンのようなスピードでのご提供はできません。
丁寧に整えられた縁側を見ながらのんびりと、日頃の喧騒から一息つく。そんなひとときをぜひお楽しみください。